【ワシントン=塩原永久】米通商代表部(USTR)と米財務省は3日、貿易協議をめぐる中国の対応に「失望した」とする声明を発表した。中国国務院が公表した「白書」で、協議決裂を招いた米側の姿勢を批判したことに対し、「責任のなすり合い」をしていると反論。中国が「すでに合意していた事項を撤回した」と改めて非難した。 中国国務院は2日、米国が「中国の主権に関わる強制的な要求」を突きつけたとし、5月上旬に事実上決裂した協議の責任は米側にあるとの認識を示唆した。 米政府の声明は、中国が過去に約束破りを繰り返してきた「歴史を理解する必要がある」と言及し、中国側に約束を順守させる合意文書をまとめる必要性があると強調した。一方、強制力のある合意は「中国の主権を脅かすものではない」とも述べ、中国側に貿易協議への復帰を促した。 経済記事一覧へ 関連記事 米利下げ「近いうち適切に」 FRB幹部 貿易摩擦で景気悪化 貿易・デジタル相会合、責任あるAI開発議論 G20で初 G20、EC国際ルールで交渉加速 貿易相会議で一致へ 取引拡大狙い 安倍首相、日米貿易交渉の密約「全く根拠ない」 【環球異見】トランプ大統領訪日 韓国紙「排除される文大統領」 中国・新華社「“横綱失格”米の貿易いじめ」
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