ルーシー・ボイントン、春色ピンクにスターダストなきらめきをのせて。
Photo: Frazer Harrison/Getty Images
モード感のあるスタイルに定評があるルーシー・ボイントン。2020年アカデミー賞アフターパーティでは、シュガーカラーのチュールドレスに合わせて、ドリーミーなアイメイクを実践していた。上まぶたにはサクラ色を、下まぶたには濃いめのラメピンクのシャドウをあしらい、華やかなコントラストを演出。目頭から下まぶたにかけて大胆に散りばめたグリッターが、ロマンティックなアクセントとなっている。根元から立ち上げたボリュームアイラッシュで目ヂカラを加速させつつ、毛流れを逆立てたワイルドな眉でアンビバレントに見せたのも彼女らしいアクセント。
カイア・ガーバー、モーヴの陰影でつくるイノセントな目力。
Photo: Estrop/Getty Images
「シャネル」の2020年春夏オートクチュールコレクションでは、カイア・ガーバーが品良いスモーキーメイクで登場。赤みを孕んだモーブカラーを主役にした、繊細かつタフなアイメイクだ。上下まぶたともにオフホワイトをベースにして軽やかさを出しつつ、グレイッシュなトーンをアイホールのくぼみと涙袋の下に入れて立体感をプラス。細めに入れた黒のアイラインと、鳥の羽のように軽やかなアイラッシュで仕上げてエレガントに。セミマットなベースメイクや赤味を抑えたチーク&リップも、端正な美を生み出す立役者。
シアーシャ・ローナン、プレイフルに彩るパッションピンクの目もと。
Photo: Karwai Tang/WireImage
若手実力派女優として存在感を強めるシアーシャ・ローナンは、アイメイクでも個性が際立つ仕上がり。なかでも英国アカデミー賞授賞式でのこのルックは、上まぶた全体にのせた明るいマット系コーラルピンクが、彼女の若々しい魅力に絶妙にフィットしている。下まぶたには同色のシャドウを薄くのせ、目頭には細かなラメをふわりとあしらい、抜け感を出したのもポイントだ。目尻を跳ね上げた黒のアイライン、控えめなマスカラなど、引き算のディテールがさらに軽やかさを呼んでいる。
エミリー・ラタコウスキー、ダークになり過ぎない黒ラインの楽しみ方。
Photo: Rachel Luna/WireImage
大胆に跳ね上げたアイラインで攻めの眼差しを作っていたのは、『アンカット・ダイヤモンド』のプレミアでのエミリー・ラタコウスキー。上下まぶたのインサイドラインから目尻にかけて徐々に太くなるように引いたブラックアイラインで、エキゾチックなムードに。シアーなベージュをベースカラーにしたことで抜け感が出て、ぐっと旬度がアップする。ボリュームマスカラを上下にたっぷり塗っても、カラーレスなアイシャドウにより重さを回避することに成功。ナチュラルな日焼け肌とベージュリップの組み合わせで、ヘルシーなムードを掻き立てて。
ダヴ・キャメロン、シルバーの曲線ラインでアーティに魅せる眼差し。
Photo: Bryan Bedder/Getty Images for Hulu
グラフィカルなアイラインでアーティに仕上げるのも、トレンド感を全面に感じさせる手。なかでも、ドラマ版『ハイ・フィデリティ』のプレミアに現れたダブ・キャメロンの目もとはその好例だ。アイホールの中央に大胆に引かれたメタリックシルバーのラインが、フューチャリスティックなムードで新鮮。目頭にはゴールド、上まぶたにはシルバーのシャドウを散りばめ、さりげなく輝きを共鳴させたのも憎い演出。眉は毛流れを自然に整え、リップは潤い感のあるピンクグロスでナチュラルに纏めて。主役はあくまで目もと、という潔さが個性を際立てている。
エマ・ロバーツ、シックに主張するモノトーンのスモーキーアイ。
Photo: Daniele Venturelli/Daniele Venturelli/WireImage
ともするとゴスっぽくなってしまう黒の囲み目メイクも、まぶたにシアー感のある白を取り入れれば今っぽいルックに。その好例がザ・ファッションアワードでのエマ・ロバーツ。グレイッシュな白シャドウをベースに、上下まぶたのインサイドに入れたブラックアイラインで引き締めて。また、二重のラインとキワにチャコールグレーのアイシャドウを濃く入れ、そのWラインを目尻で繋げることで立体感をメイク。まぶたの上部にあしらったシルバーラメ、あえてラインをぼかしたリップといった、華やかで優しいニュアンスで纏め上げて。
ゼンデイヤ、質感のメリハリで洗練させたワントーンメイク。
Photo: Steven Ferdman/Getty Images
肌トーンにマッチしたブラウン系のスモーキーアイを、シルバーのシャドウでフレッシュにアップデートしていたのはゼンデイヤ。ノーズ付近から目尻の先までソフトマットなダークブラウンのシャドウを大胆にのせながら、目頭と上下まぶたのキワはメタリックシルバーでシャープなツヤめきをオン。濡れ感のあるインサイドラインでテクスチャーのコントラストを強調したのも、吸引力のある眼差しを生み出した要因の一つだ。ボリューミーなアイラッシュとフサフサと生命感溢れるアイブロウがリンクして、ワイルドかつ知的な目ヂカラをさらに盛り上げた。
Text: Rie Maesaka Editor: Rieko Kosai
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March 03, 2020 at 05:00AM
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この春、盛るなら目もと! セレブメイクはアイコンシャスが気分。 - VOGUE JAPAN
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