ヘイリー・ビーバー 誓いの言葉をベールに綴る。
2018年の9月13日に結婚して約1年を経て、9月30日にサウスカロライナ州でジャスティン・ビーバーと挙式を行ったヘイリー・ビーバー。オフホワイト(OFF-WHITE)のヴァージル・アブローがデザインした総レースのオフショルダードレスは、ヘイリーの美ボディを際立たせる、流れるようなマーメイドのラインを作った。
エレガントでありながらも、背後が大きく開いたドレスの最終仕上げ、美しきベールにはもっともヴァージルらしさを感じさせるツイストが効いていた。なんと「TILL DEATH DO US PART(死が二人を分かつまで)」の誓いの言葉の刺繍が。その大胆で力強いフォントに愛のパワーを感じる。
アンジェリーナ・ジョリー 極めてパーソナルな型破りスタイル。
2014年8月23日にブラッド・ピットと極秘結婚をしたアンジェリーナ・ジョリーは、アトリエ ヴェルサーチェ(ATELIER VERSACE)のシルクアイボリーのドレスを着用。世界に1着しかないカスタムドレスはアンジーにぴったりと似合っていたが、ウェディングスタイルを特別なものにしたのは、子どもたちが描いたイラストがビーズ刺繍された超個性派ベールだった。6人の子どもたちが各々描いたイラストの中には、彼女の元夫ビリー・ボブ・ソートンもあり、「ビリー・ボブ。ママの元恋人」などといったキャプション付き。型破りなアンジーらしい。
グレース・ケリー 80mも超える長さにエレガンスが宿る。
Photo: Everett Collection/amanaimages
1956年4月19日にレーニエ大公と結婚をし、モナコ公国の公妃となったグレース・ケリーのウエディング姿はもはや伝説だ。アメリカの映画製作スタジオ、MGMの衣装デザイナーが手がけ、そのドレスをさらなる高みに引き上げたのが、かの有名なベール。世界的な有名女優だった彼女の顔が見えるようにと、フロント部分は極薄レースにするなど特別に制作された。
Photo: Keystone-France/Gamma-Keystone via Getty Images
82mほどにも及ぶ長いベールには、レースや数千ものパールがあしらわれた。そのロングベールを支えたのは伝統的なティアラではなく、オレンジの花のリースやレースのアップリケ、小粒パールなどが美しく縫い付けられたジュリエットキャップのヘッドピース。エレガンスの中に個性を散りばめたスタイルとなった。
メーガン妃 初デートの服の思い出を晴れの日に。
Photo: Ben STANSALL/POOL/AFP/Getty Images
2018年5月19日にロイヤルウエディングを行ったメーガン妃が晴れの日に着用したのは、ジバンシィ(GIVENCHY)のシンプルなボートネックドレス。いかにもミニマル嗜好の彼女らしいチョイスだったが、ドレスがシンプルな分、ベールの存在が際立った。
Photo: Getty Images
約5mの長さのベールには、英国連邦に加入する53カ国それぞれのシグネチャーフラワーが刺繍されただけでなく、ヘンリー王子との初デートの際に着用したブルーのワンピースの端切れが、サムシングブルーとして内側に縫い込まれていた。軽やかなベールには、メーガン妃の強いこだわりが感じられる。
シアラ 「母のようなベールを」の思いを込めて。
シアラは2016年7月6日にNFL選手のラッセル・ウィルソンと結婚。「母と同じようなベールをつけたかった」とインスタグラムに投稿。その願いを叶えてくれたのが、デザイナーのピーター・デュンダス。
クラシックなフェイスアップのロングベールは定番だが、ただ定番に従うのではなく、個性をプラスするのがシアラ流。よく目を凝らすと、ベールの背後には新たな門出を共にする二人のイニシャル、R.C・ウィルソンのモノグラム刺繍が施されている。
プリヤンカ・チョープラー その長さが愛の深さを表現。
2018年に母国インドでニック・ジョナスと結婚式を行ったプリヤンカ・チョープラー。2つの結婚披露宴と4つの儀式など、約1週間にわたって続いた宴だが、12月1日に行われたキリスト教スタイルの結婚式の話題はベールに集中した。
239万個のパールや数千ものクリスタルがあしらわれたラルフ・ローレン(RALPH LAUREN)のカスタムメイドのドレスは、その美しさもさることながら、約23mという超ロングベールの迫力たるや。あまりの長さだったために、ニックが待つ祭壇まで5人のサポートを必要としたほど。ベールの長さが、夫への愛の深さを表現しているようだ。
ケイト・モス 1920年代にインスパイアされたジュリエットキャップ。
Photo: Indigo/Getty Images
2011年7月1日に挙式をしたケイト・モスは、ドレスからベールまですべてをジョン・ガリアーノがデザイン。ミュージシャンの新郎ジェイミー・ヒンスもケイト自身もヴィンテージスタイルが好みだったため、花嫁は1920年代にインスパイアされた狂騒のジャズ時代をイメージさせるルックに。
Photo: Indigo/Getty Images
当然ながらベールもレトロな雰囲気が漂うジュリエットキャップ。頭部の後ろを帽子風に仕立てたキャップには、27万個のゴールド装飾に2800個のパールがあしらわれており、制作に250時間が費やされたのだとか。後にケイトはUK版『VOGUE』に「グレート・ギャツビーのロックンロールスタイルよ」と語っている。
Text: Rieko Shibazaki
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June 11, 2020 at 06:00PM
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永遠に語り継がれる、美しきセレブたちがまとった麗しのウエディングベール。 - VOGUE JAPAN
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