北関東で家畜や果物が相次いで盗まれた事件に絡み、許可を受けていない場所で豚を解体したとして、群馬県警は28日、いずれもベトナム国籍で同県太田市由良町の技能実習生の男性4人を、と畜場法違反容疑で逮捕した。県警は4人の認否を明らかにしていない。県警は26日にも、別のベトナム人男女13人を入管法違反(不法残留)容疑などで逮捕しており、複数のベトナム人グループが盗難に関与していた可能性があるとみて、一連の事件の全容解明を急いでいる。
逮捕されたのはグエン・バン・ゴック(32)、チャン・ビエット・ハオ(22)、グエン・ズン・ホップ(32)、カオ・スアン・トゥン(27)の4容疑者。逮捕容疑は今年7月ごろ、共謀し、県の許可を受けた食肉処理場ではない場所で、食用目的で豚1頭を解体したとしている。解体場所は4人が住むアパートの部屋。28日の家宅捜索でも豚のものとみられる毛や血液反応が確認されており、県警は豚の入手ルートについて追及する…
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