
気象庁によりますと、石川県能登地方では4年前ごろから小規模な地震の活動が確認され、おととし12月以降、活発化する傾向がみられていたということです。特に去年の春以降、震源が少しずつ変わりながら活動が活発になっており、去年9月には珠洲市で震度5弱の揺れを観測する地震も起きました。
いっぽう、地震活動が活発になったおととし12月ごろから、地面が隆起する地殻変動も観測されていて地震との関連が指摘されています。地殻変動はことしに入ってからも続いていて専門家からは能登地方では今後も規模の大きな地震が起きるおそれがあるという指摘も出ていました。
能登半島で地殻変動の分析を続けている京都大学防災研究所の西村卓也准教授は「ことしに入って地殻変動のペースは落ちつつあったが地震活動は続いて活動が活発な状態には変わりなかった」と述べました。そのうえで「今後も同じ程度の地震が起こる可能性がある。内陸の直下で地震が続いているので今回のように揺れが大きくなりやすいため、今後も激しい揺れに警戒してほしい」と話しています。
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