神戸市灘区のJR東海道線灘駅で19日午後に発生した人身事故で、兵庫県警灘署などによると、男性が電車にはじき飛ばされ、ホーム上にいた30~60代の女性4人と接触、男性は現場で死亡が確認された。女性4人は頭や腰を打つなどしたほか、別の女性2人が体調不良を訴え、計6人が病院に搬送された。いずれも意識はあるという。
電車は灘駅を通過中で、乗客約750人にけがはなかった。この事故で東海道線は芦屋―西明石間で一時運転を見合わせた。
灘署やJR西によると、現場に転落防止用のホームドアや、ロープが上下する昇降式ホーム柵は設置されていなかった。運輸安全委員会は19日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣すると発表した。
乗客らは事故後、駅を通過して停止した電車内に取り残された。空調や照明が切れ、「暑い」という声が相次いだという。先頭車両に乗っていた男子中学生(14)は1時間以上が経過して車外に出ることができ、線路上を100メートル以上歩いて駅へ向かった。生徒は「車内アナウンスで『お客さまと接触した』という説明があっただけ。乗客は状況を理解できていなかった」と振り返った。
事故は19日午後6時5分ごろ発生。神戸市灘区のJR東海道線灘駅のホームから男性が飛び込み、走行中の草津発姫路行き快速電車(6両編成)にはねられた。
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