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立憲民主党は13日の参院予算委員会で、自民党青年局の会合に露出度の高い衣装の女性ダンサーが招かれた問題を追及した。派閥の裏金事件のほかにも不祥事や疑惑が相次いでいる状況で、岸田文雄首相(自民党総裁)は釈明に追われた。
「首相の目指す多様性と一致しているのか」。立民の塩村文夏氏はダンサー招待を企画した地方議員が「多様性」に言及したことを踏まえ、こうただした。
一部参加者が口移しでチップを渡したと報じられた同会合について、首相は「内閣の目指す多様性とは全く合致しない」と不快感を表明。一方、「女性の身体に触るなど不適切な事実は確認されていない」「(会合費用に)公費、政党助成金は含まれていない」などと繰り返した。
自民は8日の問題発覚後、党青年局長が辞任するなど早期の幕引きを図ったが、批判は止まらない。立民の安住淳国対委員長は13日、記者団に「党の末端組織までおごりや緩みがまん延している」と指摘。日本維新の会の藤田文武幹事長は記者会見で「時代錯誤も甚だしい」と述べ、共産党の田村智子委員長も「古い体質が噴出している」と断じた。
自民の茂木敏充幹事長らが、多額の政治資金を使途の公開基準が緩い政治団体に移動させた疑惑も同日の予算委で取り上げられ、塩村氏は「茂木氏の帳簿の公開を指示していただけないか」と首相に迫った。
裏金事件では自民内の処分もまだ終わっていない状況。党関係者は「明るい材料がない」と認め、閣僚経験者は「党はどうなってしまうのか」と嘆いた。
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