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西郷隆盛の直筆書簡発見 100年ぶり、大久保利通宛て―滋賀:時事ドットコム - 時事通信ニュース

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滋賀県で発見された西郷隆盛の直筆書簡=22日午後、同県庁

滋賀県で発見された西郷隆盛の直筆書簡=22日午後、同県庁

  • 西郷隆盛の通称「西郷吉之助」と記された書簡=22日午後、滋賀県庁

 西郷隆盛が訪米中の大久保利通宛てに記し、所在不明となっていた直筆書簡が、約100年ぶりに発見された。滋賀県が22日発表した。書簡は約4メートル75センチにおよび、西郷が残した書簡としては最長級という。

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 県によると、書簡は1872年、岩倉具視を全権大使とする使節団の一員として米国に滞在していた大久保に宛て、「留守政府」の首班だった西郷が記した。1927年刊行の「大西郷全集」に写真図版付きで掲載され、存在は知られていたが、原本は所在不明となっていた。

 書簡で西郷は、日本国内の政治状況や島津家の内情などを報告。追伸部分では、大久保の肖像写真を「醜体」と批判しており、西郷の写真嫌いを示す発言として知られている。

 大津市の男性が昨年9月、滋賀県立琵琶湖文化館に寄託した史料の中から見つかった。公益財団法人西郷南洲顕彰会の高柳毅専門委員は「筋が通り、均一の行間で書かれるなど筆跡の特徴が如実に表れている。まさか今に実物が出てくるとは驚いた」としている。

 書簡は5月27日から滋賀県庁の公文書館で特別展示される。

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