ＪＲ根室線富良野〜新得廃止へ東鹿越駅では最終列車を見送る｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

利用者の減少を受けて、ＪＲ根室線の富良野駅と新得駅の区間が３１日夜の運行を最後に廃止されます。南富良野町の東鹿越駅では地元の人たちや鉄道ファンが最終列車の出発を見送りました。

ＪＲ根室線の富良野駅と新得駅の区間は沿線人口の減少などにより利用者が減り、３１日を最終運行日として廃止され、４月１日からバス輸送に転換されます。
南富良野町の東鹿越駅では３１日午後８時すぎ、滝川行きの最終列車の出発にあわせて、町と地元の観光協会が鉄路に別れを告げる催しを開き、地元の人たちや鉄道ファンなどが集まりました。
最後の列車は別れを惜しむように定刻よりも５分遅れて出発し、ホームに集まった人たちはペンライトを振ったり、拍手したりして見送りました。
札幌市から訪れた１６歳の高校生の男性は「何度も乗りに来た思い出の路線です。廃止は寂しいですが、線路が途切れても根室線の名は残り続けると思います」と話していました。
最終列車は３１日午後９時すぎに富良野駅に到着する予定で、ＪＲ根室線の富良野駅と新得駅の区間は明治４０年（１９０７年）の開通から続く１１７年の歴史に幕を下ろします。

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