兵庫県南部は16日夜、大気が不安定になった影響などで局地的な大雨に見舞われ、姫路市内ではひょうが観測された。
午後8時ごろ、JR姫路駅周辺では、激しい雷雨とともに直径1センチほどのひょうが降った。大きな音をたてて窓ガラスや屋根をたたき、無数の固まりが路上に転がった。
大阪管区気象台によると、上空に冷たい空気が流れ込み、地上との寒暖差によって大気の状態が不安定になったことが要因とみられる。引き続き発達した雨雲が発生するため、16日深夜から17日未明にかけて雷雨やひょう、竜巻への警戒が必要という。(辰巳直之、橘高 声)
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