
静岡県の川勝平太知事が任期途中で辞職することに伴う知事選が5月に行われる見通しとなり、与野党は対応を急ぐ。
川勝氏はJR東海が建設を進めるリニア中央新幹線静岡工区の着工を認めてこなかった経緯がある。自民、公明両党はリニア工事推進の立場だ。自民は、8日に出馬を表明した総務官僚出身の大村慎一・元副知事について、整備計画に関するスタンスを見極めた上で支援の可否を検討する。自民の一部には、元民主党衆院議員で前浜松市長の鈴木康友氏を推す声もある。
川勝氏の後継として、現職国会議員の名前も取り沙汰され始めている。立憲民主党静岡県連顧問の渡辺周衆院議員(比例東海)は8日に出演したニッポン放送のラジオ番組で、「(出馬の可能性は)半分半分というところだ」と含みを持たせた。渡辺氏はこれまでに、川勝氏から後継を打診する趣旨の連絡を受けたと明かしている。
国民民主党の榛葉幹事長(参院静岡選挙区)に期待する声も少なくない。榛葉氏は5日の記者会見で「声をいただいているのは事実だが、今与えられた職責を全うしていく」と出馬を否定した。
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