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つばさの党の黒川敦彦容疑者 「リーマン・ショック」で政治の道へ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 4月にあった衆院東京15区補欠選挙で他陣営の街頭演説を妨害したとして、政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者(45)らが公職選挙法違反容疑で17日に逮捕された。黒川容疑者はどのような人物なのか。

 これまでの取材などによると、愛媛県今治市出身の黒川容疑者は大阪大を卒業後、ベンチャー企業の立ち上げなどに関わり、金融業界でも働いた。2008年のリーマン・ショックを機に「金融資本主義が続けば日本が壊れる」と感じ、政治に目覚めたという。

 市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の共同代表として、今治市を相手取った住民訴訟などに関わり、17年10月の衆院選では安倍晋三首相(当時)に挑み、旧山口4区から無所属で立候補したが、落選した。

 19年7月の参院選を前に政治団体「オリーブの木」を設立。自身を含め比例区に4人を擁立し、16万7897票を獲得したが、全員落選した。

 20年7月の都知事選への立候補も表明したが、2カ月前の5月に新型コロナウイルスの感染拡大を理由に辞退した。

 21年1月には、団体名を「オリーブの木」から、「つばさの党」に変更するとユーチューブ上で発表。同10月の衆院選には、北関東ブロックに「NHK党」から立候補したが落選した。

 その後、22年2月の町田市長選、同年7月の参院選でも比例区に立候補したが落選。23年3月には安倍氏の死去に伴う衆院山口旧4区補選で立候補を表明したが、その後、取りやめた。

 著書に「ソフトバンク崩壊の恐怖と農中・ゆうちょに迫る金融危機」(講談社)などがある。(関口佳代子、中野浩至

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