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靖国神社で石柱に落書き疑い中国籍の男、撮影役と約5時間後には出国 計画的か - 産経ニュース

靖国神社=東京都千代田区

東京都千代田区の靖国神社で石柱に落書きが見つかった器物損壊事件で、落書きをした疑いのある中国籍の男が犯行の約5時間後には出国していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。男は出国直前に落書きをしており、警視庁公安部は計画的な犯行とみて捜査している。

捜査関係者によると、男は5月31日午後9時55分から同10時までの間に落書きをしたとみられ、その直後の6月1日未明の便で出国した。男は中国・上海在住とみられている。男が落書きする様子は、中国の動画投稿アプリ「小紅書(レッド)」に投稿されており、撮影役も一緒に出国したことが確認された。

落書きは1日午前5時50分ごろ、通行人が発見し、周囲にいた警察官に申し出た。神社入り口の「社号標」という石柱に赤いスプレーを使い、英語で「トイレ」と書かれていた。

また、同日午後7時ごろには同神社のこま犬に中国語で書かれた張り紙があるのを通行人が発見し、110番通報した。中国語で「世界人民は団結しよう」「ただしおまえらは含まない」という趣旨が記されていた。公安部が関連を調べている。

動画によると、男は、辺りが薄暗い中、石柱の台に登り、石柱に向かって放尿しているようなしぐさをした。その後、赤いスプレーで英語で「Toilet」と書いて立ち去った。男は英語で「アイアンヘッド」と名乗っていた。

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