対中強硬派として知られるアメリカのペロシ下院議長が2日夜にも台湾を訪問する見通しだと複数のメディアが伝える中、台湾に近い沖縄のアメリカ軍嘉手納基地では2日夜8時すぎ、戦闘機8機と空中給油機5機が相次いで離陸して沖縄の南方に向かいました。
中国が強力な対抗措置をとると反発する中、議長が乗った専用機の警戒にあたる可能性もあります。
中国の人権問題を批判するなど対中強硬派で知られアジアを訪れているアメリカのペロシ下院議長をめぐり複数のメディアが2日夜にも台湾を訪問する見通しだと伝える一方、中国側は「もし台湾を訪問すれば強力な対抗措置をとる」などと強く反発しています。
こうした中、沖縄防衛局によりますと沖縄のアメリカ軍嘉手納基地には外部の基地からKC135空中給油機あわせて22機が飛来しています。
異例の数で、2日夜8時すぎにはこのうち5機が相次いで離陸したのに続き、嘉手納基地に配備されているF15戦闘機8機も離陸して沖縄の南方に向かい、ペロシ議長が専用機で台湾に移動するまで警戒にあたる可能性もあります。
一方、嘉手納基地には2日午後から、原子力空母「ロナルド・レーガン」に搭載されているC2輸送機2機が午前と午後の2回飛来しました。
C2輸送機は1日も嘉手納基地に飛来していることから「ロナルド・レーガン」は台湾にも近い沖縄の近海を航行していて、中国の動きを警戒している可能性もあります。
さらに2日午後6時ごろには、アメリカ海軍のEP3電子偵察機が離陸して東シナ海に向かう様子も確認されました。
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