石橋貴明が文化人、ミュージシャン、タレント、アスリートなどジャンルを問わず“話してみたい”ゲストを迎え、焚き火の前でじっくり語り合うフジテレビ『石橋、薪を焚べる』。
日々の喧騒を離れ、焚き火を見ながらゆったりと過ごす「スロートーク」の中で、ゲストの素顔や本音が垣間見られるトークバラエティだ。
5月12日(火)の放送は、元メジャーリーガーの上原浩治が登場する後編。メジャーリーグでワールドシリーズを制覇した際の気持ちや、昨年の引退を決めたきっかけ、「上原浩治」のこれからを焚き火と石橋の前で語った。

前編では、中学校では陸上部、高校時代は野球部の外野手兼控え投手だった上原がドラフト一位指名でプロ野球選手になるまでの話や、メジャーリーグへの挑戦などについて語っていた。
「顔を見るのも嫌だった」メジャーリーグの対戦相手は石橋のファン?
後編は、2013年にボストン・レッドソックスのクローザーを任され、ワールドシリーズ制覇に貢献した話題からスタート。
ポストシーズンの試合を、一度現地に見に行っていたという石橋だが、その試合では上原の出番がなかったと思い出話も。
その後チームは順調に勝ち進み、ワールドシリーズ優勝を決めた。その試合で上原はクローザーとして登場。最後のバッターを打ち取った瞬間、天に向かって人差し指を突き上げたシーンは有名だ。

石橋は、あのシーンについて「どうなんですか、あの時の気持ちは!?」と興味津々。「それは最高ですよ」「(指を突き上げたときは)『これでやっと終わった』っていう感じでした(笑)」と語る上原。
この年は、「オープン戦を含め100試合くらい投げていた」という上原は「とにかく長かった」と振り返り、メジャーリーグで栄冠を勝ち取るのが、いかにタフな戦いであるかを強調していた。

石橋は、上原が実際に対戦して印象に残っている選手についても質問。
石橋:メジャーで対戦して「こいつすげーな」ってバッターは?
上原:バッターで言うと、僕はデトロイト(・タイガース)の(ミゲール・)カブレラですね。
石橋:ミゲール!
上原:ちょうど彼が、三冠王2年連続でとりそうな時期だったんですよ。1年目とって、次の年は二冠か何かだったんですけど、その時に対戦してるんで、すごく嫌でしたね。
石橋:何でも打っちゃう。
上原:そうですね。
石原:穴がない。
上原:ポストシーズンでもホームラン打たれてますし、なんか嫌だったんですよ、見るのも。顔を見るのも嫌だった。
実は、石橋はそのカブレラに会ったことがあるという。石橋は、1994年に公開されたアメリカ映画「メジャーリーグ2」に出演していたこともあり、カブレラから「小さいころ見てた」と言われたと明かす。
また、MLBのオールスターチームが来日した際、球場に行くとメジャーリーガーから「写真撮ってくれ」と言われたそうで、「タカさんは自分では気づいてないかもしれないけど、めっちゃ有名人ですからね、メジャーリーガーの中では」と上原も笑った。
「これから先どうなるかわからなかった」つらかった浪人時代の思い出

プロとしてNPB、MLBと20年以上キャリアを積み重ねてきた上原は、現役中では「ケガをした時」がつらかったと明かすが、「本当につらかったのは浪人時代」だと語った。
石橋:浪人時代って、結構アルバイトして?
上原:僕、結構アルバイトしてますね。スーパーの店員も、引越しも、警備員も、会場整備もやりましたし。
石橋:そのアルバイトで稼いだ金を、スポーツジムに使って。
上原:スポーツジムとか、大学入る時にグローブを自分で買いましたね。
「いい話」と感心しながらも、石橋はさらに「その時がやっぱりきつかったんですか?」と突っ込んでいく。
上原:予備校ももちろん行ってましたし、これから先どうなるかまったくわからなかったんで。大学にまず受からないことには、進めないですし。
石橋:体育の先生になりたいとはいえ、大学に受からないことには体育の先生の「た」の字にもならないし。
上原:予備校行って勉強して、勉強ばっかりで頭がおかしくなるんで、たまにジム行って。夜中バイトしたりもありましたから。
石橋:その時は「何をやってるんだろう、俺」って感じで?
上原:それはありましたね。
真冬に道路工事の警備のアルバイトをしていたという思い出には、石橋も「俺もやったことある」とその寒さや思い出を語って盛りあがった。
引退をシーズン中に決意した理由…年俸は日割り計算⁉
さらに話題は、昨年の引退について及んだ。
石橋:これだけ長くやっていて、最後ジャイアンツを辞めるって決意したのは何だったの?
上原:キャンプからずっと二軍生活で、一度も一軍に上がることもなかったですし、自分が投げた真っすぐが、二軍の若い子に簡単に打たれていたというのも、自分の中で限界を決めた要因の一つです。
年齢の近い投手コーチ陣からも「気を遣われている」ことを感じていたと明かし「早めに辞めることが若い世代にためにもジャイアンツのためにもなると思った」という。
上原はシーズン途中で引退を発表。その年の年俸は、日割り計算(引退した翌日からの年俸は返還)になったと聞いて石橋が「駐車場並みだね」と驚き、笑い合う一幕も。
「何がしたいのかがまだ自分で分かっていない」と話す上原は、自分の経験や技術を伝えるのではなく、データを分析して指導する時代になっていることを挙げ「指導者として教える意味がない」とコーチや監督になることは今のところ考えていないと明かす。そして、自分がやらなくなった「野球熱」を息子にうつしていきたいと野望を語った。

結果論ではなく、これから起こるであろうことを解説したい。
今年は、野球解説者としても活動する上原。
上原:皆さんと同じようなことはあまりしないように。終わったことを解説するよりも、起きるであろうことを、そういうということを解説したいなって。
石橋:結果論ではなく。
上原:はい、そういう人って少ないじゃないですか。そういうことをやっていきたいなって思ってるんですけどね。
石橋:じゃ、一番注目している選手は?
上原:打者で言うと、柳田(悠岐)選手(福岡ソフトバンクホークス)。現役時代に対戦していないので、彼のバッティング見てみたいなって思いはあります。セ・リーグで言うと、広島(東洋カープ)の鈴木誠也選手ですね。今、すごい成長してるんで。
また、投手では「今年に限って言うと、ルーキーを見てみたい」と、東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸選手や千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手の名前を挙げた。
石橋は、解説者としての上原に「“雑草魂”リポートがこれから見られるのか」と期待を寄せていた。

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May 12, 2020 at 02:00PM
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