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自民・田村憲久氏、首相退陣唱える若手に苦言「言うならば本人に直接言われた方がいい」 - 産経ニュース

自民党の田村憲久政調会長代行

自民党の田村憲久政調会長代行は23日のフジテレビ番組で、党内の若手議員が公然と岸田文雄首相(党総裁)の退陣論を唱え始めた状況に苦言を呈した。「けなし合っているみたいなことは党にとって良くない。言うならば首相本人に直接言われた方がいい」と述べた上で、「総裁が変わったから支持率が上がるほど甘い状況じゃない」と指摘した。

番組では、当選1回の東国幹衆院議員が、首相を「(9月の党総裁選で)再選などゆめゆめ軽々しく口にすることではない」と語ったことや、16日には当選4回の斎藤洋明衆院議員が派閥パーティー収入不記載事件について「岸田総裁は頑張っているが、責任は最終的に誰かが取らねばならない」と言及したことが紹介された。

田村氏はこうした若手議員について、「逆風の選挙を経験したことがない若い議員で、すごい不安があると思う」と述べたうえで、「総裁選で本当に自民党は変わったと思ってもらえる政策論争と総裁の決め方が、国民にすとんと落ちないと支持率は上がらない」と指摘した。

田村氏は首相について、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出の決断や、原発の建て替え(リプレース)と運転期間の延長、防衛費の倍増や少子化対策費を大幅に増やしたことなどを挙げ、「仕事として実績を上げている。それまでの政権は倍増なんてできなかった」と述べた。そのうえで「国民の支持がないと政策を進められない。そういう部分をこれから国民に理解してもらえるような活動を総裁に望んでいる」と語った。

田村氏は党厚労族のキーマンとして知られる。平成27年に石破茂元幹事長が立ち上げた石破派(水月会)に加わったが、同派は令和3年12月に解散。無派閥を経て、昨年9月に岸田派(宏池会)に入会した。

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