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愛媛:突然の揺れ 交通に乱れ:地域ニュース : 読売新聞 - 読売新聞オンライン

 南予を震源とする地震が発生した26日、県内や広島県南部では最大震度4が観測された。県内では目立った被害は確認されていないが、公共交通機関のダイヤが乱れるなど様々な影響があり、突然の揺れに多くの人が身構えた。

 気象庁によると、松山市、今治市、西条市、伊予市、松前町、伊方町で震度4、宇和島市や八幡浜市などで震度3を記録した。

 四国電力によると、伊方町の伊方原発では、廃炉作業中の1号機で地震の揺れの強さを示す「最大加速度」が30ガル(ガルは加速度の単位)を観測。運転中の3号機では22ガルだった。報道機関への即時公表基準である20ガルを超えたのは、2014年3月の伊予灘地震以来だという。同原発では臨時の点検を実施し、廃炉作業中の2号機も含めて異常は確認されなかった。

 公共交通機関にも地震の影響が出た。JR四国によると、予讃線の伊予市―伊予大洲駅間(海回り)で運転を見合わせたほか、観音寺―宇和島駅間(山回り)の一部が運休となり、遅れも発生。特急しおかぜ、特急宇和海など計27本が運休、3350人に影響した。

 帰宅ラッシュの時間帯と重なったため、JR松山駅では一時、運転再開を待つ利用客らであふれかえった。家族に電話で連絡したり、窓口に並んで運行状況を確認したりする学生や会社員の姿がみられた。

 大洲市の専門学校生の女性(20)は「地震が発生した時は学校の教室にいて、悲鳴や緊急地震速報の音が聞こえた。慌てて机の下に隠れた」と話した。愛知県から訪れていた女性会社員(44)は「列車が運休し、松山でもう1泊することになった。地震にも驚いた」と疲れた様子だった。

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